ガブリアス46%で連続40%超え達成――週後半にゲッコウガ・カイリュー・メガニウムが一斉急騰しメタが動く
poch.ms 編集部 · 直近7日間に収集したマスターボール級以上の認定構築 195件を分析しました。使用率は各ポケモンを採用した構築の割合です。
今週の概況
シングルはガブリアス46%が不動の1位を守っています。さめはだ+じしん+ステルスロックを軸にした起点作り兼崩しの万能型が環境の中心で、2位のアシレーヌ(27%)はムーンフォース+アクアジェットの先制技を活かしたフェアリー・みず複合で支持を集めています。3位にはグソクムシャが19%で浮上し、ミミッキュ・リザードンが17%で並びます。プレイスタイルはバランス型60%・攻め19%・受け21%と、特定の戦術に偏らない環境です。
タイプはみず77%・ドラゴン76%が二大勢力で、はがね69%・フェアリー67%・じめん66%が支えています。週後半にゲッコウガ(6%→17%)・メガニウム(1%→11%)・カイリュー(8%→17%)・ラグラージ(5%→11%)・ウツボット(3%→9%)が一斉に急騰し、くさ・ドラゴン方面の圧力が一気に強まりました。
ダブルではガオガエン29%とガブリアス29%が同率首位で、シングルに不在のガオガエンがいかくとねこだましのサポートで存在感を示しています。ゴリランダー21%・エルフーン15%など横取り・サポート枠が厚く、シングルとは全く異なる編成です。
使用率 TOP 20
そのポケモンを採用したチームの割合です
ダブルメタ TOP
ダブル 34構築 · シングルとは別の顔ぶれ
主力ピックの型
上位ピックが実際どう組まれているか — 特性・技が判明した構築だけを集計しています(割合はその母数基準)
レート帯別メタ
同じシーズンでもレート帯ごとに好まれるピックは変わります
2000+帯(17チーム)ではガブリアスが65%と全体47%を大きく上回り、レートが上がるほどガブリアスへの依存度が高まります。イエッサン35%(全体13%)とユキメノコ24%(全体4%)の偏りが顕著で、サイコメイカーの起点作りとユキメノコの崩しが上位帯特有の戦術です。バシャーモ18%・ゲッコウガ18%も上位帯で積極的に採用されています。
1000–1999帯(135チーム)ではアシレーヌ24%・ミミッキュ19%・グソクムシャ19%と幅広いポケモンが活躍し、リザードン19%(2000+帯0%)とイダイトウ13%(2000+帯0%)が中間帯でのみ存在感を持っています。リザードンが上位帯で完全に姿を消している一方で中間帯では根強い人気があり、レート帯によるメタの読みの違いが鮮明です。
上昇ピック & 下降ピック
週前半(10/25~)と後半の使用率変化
週後半の最大の変化はくさタイプの一斉台頭です。メガニウムが1%→11%と急伸し、ソーラービームでアシレーヌにくさタイプ一致の弱点を突ける存在として浮上しました。ウツボットも3%→9%まで伸び、ちからをすいとるでアシレーヌの耐久を吸収しながら回復する動きが広まっています。くさタイプがアシレーヌやグソクムシャといったみず複合に直接刺さる構図が環境全体に影響を及ぼしています。
ドラゴン枠ではカイリューが8%→17%へ急騰し、りゅうせいぐんでガブリアスへのドラゴン打点を持つ崩し要員として需要を集めています。ゲッコウガも6%→17%へ急伸し、レート2112のおさかなᗦ↞◃ポケ垢が結果を残しました。一方でガブリアスは週前半49%→後半34%と失速、グソクムシャも22%→9%、ギャラドスも9%→3%と大きく落ち込んでいます。ガブリアスのこおり4倍弱点はいまだ環境で十分に突かれておらず、こおりタイプ一致技でガブリアス・アシレーヌ・グソクムシャ・リザードンの上位4体に抜群を取れるロトム (Frost)が3%未満にとどまっています。
イエッサンが15%で4レポート追跡以来の最高値に到達しました。2000+帯では35%と圧倒的な支持を受けており、サイコメイカー+ワイドフォースの起点作りが上位帯の必須パーツとして定着しています。アーマーガアも14%で3レポート連続の上昇を記録し、はがね・ひこうの受け枠としての需要が堅調です。
タイプ地形
チームにそのタイプが1体でもいる割合
みず77%とドラゴン76%が環境を二分する軸です。みずはアシレーヌ・グソクムシャ・イダイトウの3枚、ドラゴンはガブリアス・ボーマンダ・セグレイブが支えます。はがね69%はアーマーガア・メタグロス・サーフゴー、フェアリー67%はアシレーヌ・ミミッキュ・ピクシーがドラゴンへのストッパーとして機能しています。
じめん66%はガブリアス・カバルドン・ラグラージが牽引していますが、今週のくさタイプ台頭がじめん・みず複合に直接圧力をかけています。ほのお59%はリザードン・エースバーン・バシャーモが担い、くさタイプの抑止力として環境のバランスに関わる枠です。
注目の構築
今週の最上位レートの構築
レート2260のアブはミミッキュ(じゃれつく・シャドークロー・かげうち・つるぎのまい)とイエッサン(ワイドフォース・マジカルフレイム・マジカルシャイン・サイコノイズ)を軸にした攻撃構築です。カビゴンはあついしぼうによる特殊受けとしてほのお・こおり技を吸収し、パーモットはちくでんでんき無効に加えて先制技で攻めの幅を広げています。
レート2215のりこりーはガブリアス(じしん・ドラゴンクロー・だいもんじ・つるぎのまい)とアシレーヌ(ムーンフォース・うたかたのアリア・アンコール・めいそう)を軸にした受け回し寄りの構築です。ギルガルドはバトルスイッチの対面性能を活かしたストッパーとして、積み技で崩しにくる相手を止める役割を担っています。
レート2103のボーノはイエッサンとアーマーガアを軸に、今週急騰中のゲッコウガとラグラージを組み込んだ攻撃的な構築です。フーディンはサイコフィールド下の高速エスパー打点として起用され、バシャーモは積み技からの全抜き要員としてチームの崩し性能を高めています。
レート2138のワチカネフクキタルはガブリアスとグソクムシャを軸にした受け寄りの構築です。ハリーセンはいかくによる物理方面のクッション役で対面のサイクルを支え、ドダイトスはじめん・くさ複合タイプでみずタイプへの圧力と起点作りを兼ねています。
今週の総括 & 来週の注目点
前回のレポートで予測されたガブリアスの40%維持は、今週46%で実現しました。第9~10回以来となる連続40%超えで、トップとしての地盤がさらに盤石になっています。カイリューとバシャーモの下落も続き、どちらも今週トップ12圏外のままです。
イダイトウが11%で8レポート追跡以来の最高値を記録しました。これまでの8%~11%の上限に達し、ゴースト一致技でノーマルやエスパーに打点を持ちつつ先制技を封じる役割が評価されています。グソクムシャも19%で7レポート追跡以来の最高値に並び、10%だった前回から一気に倍近くまで伸びました。一方ボーマンダは13%と第16回の9%からは持ち直したものの、第12~13回の31%→35%からは大幅に後退しており、長期的な下降トレンドが続いています。
ダブルではガオガエンとガブリアスが29%で並び、メガニウム0%→21%やイエッサン5%→21%の急騰など、シングルとは異なるサポート軸の構成が台頭しています。ガブリアスが次週も44%以上を維持すれば第9回48%以来の安定した40%台後半が新たなレンジとして確立されますが、40%を割り込めばこの2週は週前半の偏りだったことになります。