ガブリアス39%が首位を守る中、ミミッキュが14%→29%と急騰しフェアリーの反撃が本格化
poch.ms 編集部 · 直近7日間に収集したマスターボール級以上の認定構築 150件を分析しました。使用率は各ポケモンを採用した構築の割合です。
今週の概況
ガブリアスが39%で今週もシングルの頂点に立っています。先週46%から7ポイント下げましたが、2位に18ポイント差をつける独走態勢は揺らいでいません。アシレーヌが21%、カバルドンとミミッキュがともに20%で追随し、ルカリオとリザードンが15%で並びます。プレイスタイルはバランス型63%、受け寄り21%、攻め寄り16%です。
今週の最大の変動はミミッキュの復権です。先週16%から20%へ浮上し、週後半だけで14%→29%と倍増しました。対照的にアシレーヌは先週の33%から21%へ急落し、14レポート中最高を更新した前週の勢いは一週で止まりました。タイプ分布はみず74%を筆頭にドラゴン70%、フェアリー69%、はがね68%が僅差で並び、ドラゴン→フェアリー→はがねの三すくみが環境の骨格です。
ダブルではガブリアス·ブリジュラス·ペリッパーが各30%で並ぶトップ3を形成し、イエッサン24%やリキキリン15%といった展開·サポート系が重用されるシングルとは異なる環境が広がっています。
使用率 TOP 20
そのポケモンを採用したチームの割合です
ダブルメタ TOP
ダブル 33構築 · シングルとは別の顔ぶれ
主力ピックの型
上位ピックが実際どう組まれているか — 特性・技が判明した構築だけを集計しています(割合はその母数基準)
レート帯別メタ
同じシーズンでもレート帯ごとに好まれるピックは変わります
2000+帯ではガブリアスが82%と圧倒的な採用率を誇り、1000〜1999帯の36%とは46ポイントの開きがあります。アシレーヌも2000+帯45%に対し1000〜1999帯では17%にとどまり、高レートほどガブリアス+アシレーヌの組み合わせが色濃く出ます。メタグロスとゴリランダーは2000+帯で各27%を記録しながら1000〜1999帯の上位には入っておらず、使い手の練度に左右される技巧枠です。ゲンガーも2000+帯で27%と存在感を示していますが、中間帯には浸透していません。
1000〜1999帯ではカバルドンが21%で2番手に立ち、2000+帯には入っていないのが特徴です。バシャーモ12%、イエッサン12%、グソクムシャ12%が中間帯で支持を集める一方、上位帯での採用はありません。ルカリオは2000+帯18%、1000〜1999帯15%と両帯で安定しており、レート帯を問わない汎用性を持つ数少ない存在です。
上昇ピック & 下降ピック
週前半(10/12~)と後半の使用率変化
週後半の最大の上昇はミミッキュ(14%→29%)です。フェアリータイプのじゃれつくでガブリアスに抜群を突けるミミッキュは、ガブリアスが39%で居座る環境ほどメタ的に恵まれます。同じフェアリータイプのピクシーも5%→10%と倍増しており、ガブリアスへの牽制はフェアリー主導へ完全に移行しました。バンギラス(5%→11%)、エースバーン(5%→10%)、アブソル(6%→10%)も週後半に台頭し、環境上位の顔ぶれが一気に入れ替わっています。
下降側では、先週33%で過去最高を更新したアシレーヌが25%→14%と週後半に失速し、通週21%に落ち着きました。ライチュウは11%→2%とほぼ姿を消し、サザンドラも13%→3%へ沈んでいます。セグレイブは17%→8%と半減しましたが、カバルドンは24%→14%と週後半に下げつつも通週20%で先週の15%から回復しています。アシレーヌの後退によって空いた2番手の座をカバルドンとミミッキュが分け合う構図が、今週のシングル環境を決定づけました。
タイプ地形
チームにそのタイプが1体でもいる割合
みず74%が最も厚い層を形成し、アシレーヌ·グソクムシャ·ギャラドスが支えています。ドラゴン70%はガブリアスの39%がタイプ全体を牽引し、セグレイブ·カイリューが脇を固めます。フェアリー69%はアシレーヌ·ミミッキュ·サーナイトの3体が軸で、今週のミミッキュ急騰によりアシレーヌ一強だったフェアリー内の比重が変わりつつあります。
はがね68%はルカリオ·メタグロス·ギルガルドがフェアリーへの耐性を軸に受け回しの要として機能しています。ほのお64%(リザードン·バシャーモ·ロトム (Heat))とじめん63%(ガブリアス·カバルドン·ラグラージ)が続き、攻守に厚いタイプ構成が環境全体を支えています。
注目の構築
今週の最上位レートの構築
@コ選手(2252)のチームは、ガブリアスにドラゴンテール·じしん·かえんほうしゃ·ステルスロック、アシレーヌになみのり·ムーンフォース·ほろびのうた·アクアジェットを搭載したバランス型です。ステルスロックからドラゴンテールで削りと交代強制を繰り返し、アシレーヌのほろびのうたで詰める構成で、今週の上昇株であるエースバーンを取り入れています。
ノリアキ選手(2235)は、ガブリアスにじしん·げきりん·アイアンヘッド·いわなだれの対面特化型を採用し、アシレーヌにはムーンフォース·うたかたのアリア·ミストフィールド·アンコールを持たせています。ハッサムの採用が目を引きます。はがね·むしの複合タイプを持つ対面·サイクルの要で、先制技による縛り性能が高く、環境に増えたフェアリーへの打点としても機能します。
グレヲ選手(1640)は、カバルドンとミミッキュを軸にしたバランス型です。今週の上昇株であるエースバーンとミミッキュをともに組み込んでおり、週後半に伸びたポケモンをいち早く取り入れた形になっています。
しおいぬ選手(2107)は、ルカリオにラスターカノン·あくのはどう·みがわり·わるだくみを搭載した特殊積みエースと、ギャラドスにパワーウィップ·こおりのキバ·じしん·りゅうのまいを持たせた物理崩しの二枚看板です。ゴウカザルはほのお·かくとうの高速アタッカーとして幅広い対面性能を持ち、ペロリームはかるわざによる素早さ倍増で奇襲性の高い起点作りとして異彩を放っています。今週の上昇株であるアブソルも採用しています。
今週の総括 & 来週の注目点
前回のレポートが予測したアシレーヌの30%割れは、今週21%という数字ではっきり実現しました。33%から12ポイント下げての急落は、先週の急騰がいかに一過性だったかを裏付けています。
カイリューが9%で12レポート追跡中の最低値を更新し、これまでの10〜18%のレンジを初めて下回りました。バシャーモも9%で9レポート追跡中の最低を記録し、過去の9〜16%のレンジの底を割り込んでいます。かつて環境の常連だったこの2体が同時にレンジを割ったことは、ガブリアス中心の環境が固まる中で中堅ドラゴンとほのお·かくとうの居場所が確実に狭まっていることを意味します。
ダブルではリザードン(21%→44%)とペリッパー(25%→44%)が週後半に急騰し、シングルとは異なる展開軸が形成されています。シングルではミミッキュが次週も通週20%以上を維持すれば、第12週の15%から続く回復基調は定着したと確定します。20%を割り込めば、今週の週後半29%は一過性の反動にとどまったことになります。