週間メタレポート #15 · 10/5 ~ 10/11

ガブリアス46%・アシレーヌ過去最高33%の二強がさらに加速――週後半マスカーニャ倍増でアシレーヌ包囲網が始動

poch.ms 編集部 · 直近7日間に収集したマスターボール級以上の認定構築 480件を分析しました。使用率は各ポケモンを採用した構築の割合です。

今週の概況

M-7シーズンが10月7日に開幕しレート環境がリセットされた今週、ガブリアスが使用率46%で首位を堅持しています。前週の37%から9ポイントの急伸で、14レポート中では第9週の48%に次ぐ高水準です。2位のアシレーヌは33%と14レポートを通じた過去最高を更新し、これまでの13%〜27%のレンジを初めて突破しました。ガブリアスはさめはだ96%・じしん83%に加えステルスロック搭載率47%と起点作りを兼ねる型が多数を占め、アシレーヌもアクアジェット76%の先制技とアンコール46%を軸に対面・サイクル両方で機能する万能駒として定着しています。

構築傾向はバランス61%・攻め20%・受け19%で、対面操作を軸にしたバランス構築が引き続き主流です。タイプの背骨はみず84%・ドラゴン83%・はがね76%・ひこう71%・じめん67%と続き、上位二つのみず・ドラゴンがそのままアシレーヌとガブリアスの二強体制を映し出しています。フェアリーも65%と高水準で、アシレーヌとミミッキュが主な担い手です。ダブルバトルではゴリランダーとブリジュラスが各31%で首位を分け合い、オオニューラ29%・イダイトウ27%が続く展開で、シングルのガブリアス一強とは対照的にサポートと展開を重視した横並びのメタが形成されています。

使用率 TOP 20

そのポケモンを採用したチームの割合です

1ガブリアスガブリアス
46%
2アシレーヌアシレーヌ
33%
3ボーマンダボーマンダ
26%
4ブリジュラスブリジュラス
18%
5ミミッキュミミッキュ
16%
6グソクムシャグソクムシャ
16%
7ルカリオルカリオ
15%
8セグレイブセグレイブ
15%
9カバルドンカバルドン
15%
10リザードンリザードン
14%
11マスカーニャマスカーニャ
13%
12サーフゴーサーフゴー
13%
13アーマーガアアーマーガア
11%
14カイリューカイリュー
11%
15イエッサンイエッサン
11%
16メタグロスメタグロス
11%
17ゴリランダーゴリランダー
9%
18ゲッコウガゲッコウガ
8%
19ギャラドスギャラドス
8%
20イダイトウイダイトウ
8%

ダブルメタ TOP

ダブル 84構築 · シングルとは別の顔ぶれ

1ゴリランダーゴリランダー
31%
2ブリジュラスブリジュラス
31%
3オオニューラオオニューラ
29%
4イダイトウイダイトウ
27%
5イエッサンイエッサン
21%
6リザードンリザードン
20%
7ドドゲザンドドゲザン
20%
8ペリッパーペリッパー
18%
9ガブリアスガブリアス
18%
10ボーマンダボーマンダ
17%
11サーナイトサーナイト
15%
12リキキリンリキキリン
15%

主力ピックの型

上位ピックが実際どう組まれているか — 特性・技が判明した構築だけを集計しています(割合はその母数基準)

ガブリアス
ガブリアス
判明 76件
特性さめはだ96%
技じしん 83%ステルスロック 47%がんせきふうじ 30%スケイルショット 30%
アシレーヌ
アシレーヌ
判明 50件
特性げきりゅう96%
技ムーンフォース 100%うたかたのアリア 82%アクアジェット 76%アンコール 46%

レート帯別メタ

同じシーズンでもレート帯ごとに好まれるピックは変わります

2000+177チーム
1ガブリアスガブリアス53%
2アシレーヌアシレーヌ33%
3ミミッキュミミッキュ24%
4ブリジュラスブリジュラス20%
5ボーマンダボーマンダ19%
6カバルドンカバルドン18%
7リザードンリザードン17%
8グソクムシャグソクムシャ15%
9ルカリオルカリオ15%
10セグレイブセグレイブ15%
1000–1999246チーム
1ガブリアスガブリアス46%
2アシレーヌアシレーヌ34%
3ボーマンダボーマンダ33%
4セグレイブセグレイブ17%
5ブリジュラスブリジュラス17%
6グソクムシャグソクムシャ15%
7ルカリオルカリオ14%
8マスカーニャマスカーニャ14%
9イエッサンイエッサン13%
10カバルドンカバルドン13%

レート2000以上ではガブリアス53%と過半数を超え、1000〜1999帯の46%を7ポイント上回っています。最も大きな差はミミッキュで、上位帯24%に対し中位帯12%と倍の開きがあります。カイリューも上位帯15%・中位帯8%と乖離が目立ち、この二枚は対面操作やばけのかわを起点にした積み展開など、プレイング精度が勝率を左右する技術依存型の駒として上位帯で明確に好まれています。

逆にボーマンダは中位帯33%に対し上位帯19%と14ポイントの差があり、中位帯に強く偏っています。ゴリランダーも中位帯12%・上位帯5%、マスカーニャも中位帯14%・上位帯8%と同傾向です。ボーマンダはシンプルな高火力で押し切れる対面性能が中位帯で有効に働く一方、上位帯ではフェアリーやこおりの的確な合わせが増え採用率が下がる構図が読み取れます。

上昇ピック & 下降ピック

週前半(10/5~)と後半の使用率変化

📈 上昇
マスカーニャマスカーニャ12→23%+12
ミロカロスミロカロス1→11%+10
イエッサンイエッサン10→16%+6
ドヒドイデドヒドイデ3→9%+6
バシャーモバシャーモ5→11%+6
📉 下降
ガブリアスガブリアス47→34%-13
アシレーヌアシレーヌ34→25%-9
ミミッキュミミッキュ17→9%-8
カイリューカイリュー12→5%-6
セグレイブセグレイブ16→11%-5

週後半に最も目立った変動はマスカーニャの急騰です。前半12%から後半23%へ倍増し、ピークレート2287を記録しました。アシレーヌ33%という過去最高水準の台頭がその原動力で、くさタイプ一致のトリックフラワーで弱点を直撃でき、環境最速の素早さ実数192から確実に上を取れるため、対アシレーヌの崩し駒として需要が爆発しました。同じくドヒドイデも3%から9%へ浮上し、どくどくで定数ダメージを蓄積してアシレーヌの耐久を貫く戦術が浸透しています。週後半の構築は「アシレーヌをどう処理するか」を組み立ての出発点とする流れが確立されました。

下降側ではミミッキュが17%から9%へ急落し、第1週の29%から続く長期下落トレンドが一段と深まっています。ボーマンダも前週28%から26%へ後退し、4レポートの推移で最低値を更新しました。カイリューは12%から5%へ落ち込み、ドラゴン枠の中でガブリアス以外の選択肢が細っている状況です。ガブリアスのこおり4倍弱点を突ける駒としてはセグレイブが15%で環境に存在しますが、週後半には16%から11%へ失速しており、ガブリアス46%の支配率に対してこおり打点がセグレイブ一枚に集約されている構図は変わっていません。

上昇組にはミロカロス(1%→11%、ピーク2010)、イエッサン(10%→16%、ピーク2548)、バシャーモ(5%→11%、ピーク2426)も名を連ねています。バシャーモは第1〜6週に10%〜16%で推移していたものの第7週以降は圏外に沈んでおり、はがね76%の環境でほのおの崩し価値が再評価された形での復帰です。サーフゴーも13%で4レポート最高を記録し、はがね・ゴースト複合の独自耐性が環境に刺さっていることを裏付けています。

タイプ地形

チームにそのタイプが1体でもいる割合

みず84%
ドラゴン83%
はがね76%
ひこう71%
じめん67%
フェアリー65%
ゴースト59%
ほのお52%

みず84%とドラゴン83%がほぼ同率で環境の二大タイプ軸を構成しています。みずはアシレーヌ・グソクムシャ・ゲッコウガ、ドラゴンはガブリアス・ボーマンダ・ブリジュラスがそれぞれ牽引しており、この二つのタイプの主力がそのまま使用率上位に並ぶ形です。はがね76%はブリジュラス・ルカリオ・サーフゴーが担い、ドラゴンとフェアリーへの耐性を確保する防御軸として不可欠です。じめん67%はガブリアスとカバルドンの合算が大きく、ひこう71%との相性補完が構築を支えています。ほのお52%は過半数に達しており、はがね76%に対する崩し手段としての根強い需要を映しています。

注目の構築

今週の最上位レートの構築

2548レート
かんた
カバルドンキラフロルアーマーガアアシレーヌイエッサングソクムシャ

レート2548のかんた構築は、アシレーヌとグソクムシャを核にした受け構築です。今週の上昇組であるイエッサンを取り入れており、エスパータイプの盤面制御で受けサイクルを支えています。キラフロルはどく・いわ複合の低採用率枠で、受け構築の起点作りとして独自の耐性を活かした役割を担っています。

2532レート
チョカ
スコヴィランオオニューラサーフゴーギャラドスハラバリーゲンガー

レート2532のチョカ構築は、わるだくみ・じこさいせい搭載のサーフゴーとりゅうのまい型ギャラドス(じしん・こおりのキバ・ちょうはつ・りゅうのまい)を二枚エースに据えた攻め構築です。ギャラドスのこおりのキバでガブリアスのこおり4倍弱点を突きつつ、ちょうはつで相手の受けを封じてから積む動きが強力です。スコヴィランはくさ・ほのお複合でアシレーヌとはがねタイプ双方に刺さる低採用率の崩し枠、ハラバリーはでんきタイプでみず84%の環境に打点を持つ採用です。

サーフゴー10まんボルト · サイコショック · わるだくみ · じこさいせい
ギャラドスじしん · こおりのキバ · ちょうはつ · りゅうのまい
1835レート
aran
ボーマンダマフォクシーアシレーヌマスカーニャブリジュラスドヒドイデ

レート1835のaran構築は、めいそう型アシレーヌ(なみのり・ムーンフォース・サイコノイズ・めいそう)とフルアタック型ボーマンダ(すてみタックル・じしん・だいもんじ・りゅうせいぐん)を核にしたバランス構築です。今週の上昇組であるマスカーニャとドヒドイデを取り入れ、マスカーニャのトリックフラワーで相手のアシレーヌを処理し、ドヒドイデのどくどくで耐久型を崩す二段構えの対策を組み込んでいます。マフォクシーはほのお・エスパー複合で、はがね76%の環境への崩し枠として機能する低採用率の採用です。

アシレーヌなみのり · ムーンフォース · サイコノイズ · めいそう
ボーマンダすてみタックル · じしん · だいもんじ · りゅうせいぐん
2435レート
ズラーチ
エンペルトボーマンダサーフゴーガブリアスゴリランダーハッサム

レート2435のズラーチ構築は、特殊型ガブリアス(りゅうせいぐん・だいちのちから・だいもんじ・パワージェム)とりゅうのまい・はねやすめ型ボーマンダを二竜に据えたバランス構築です。ガブリアスにだいもんじを搭載してはがね76%環境のブリジュラスやルカリオを奇襲でき、パワージェムでリザードンやボーマンダといったひこうタイプにも打点を持ちます。ハッサムはむし・はがね複合の低採用率枠で、フェアリー65%の環境にはがね打点を持ちつつ優秀な耐性でサイクルのクッション役を担っています。

ガブリアスりゅうせいぐん · だいちのちから · だいもんじ · パワージェム
ボーマンダすてみタックル · じしん · りゅうのまい · はねやすめ

今週の総括 & 来週の注目点

アシレーヌの軌跡は第1週13%から第9週24%を経て今週33%と、14レポートを通じた過去最高を更新し従来のレンジを初めて上抜けました。マスカーニャやドヒドイデといったアシレーヌ対策が週後半に急騰した事実を踏まえると、来週このカウンターメタが定着するかどうかがアシレーヌの天井を決めます。ボーマンダは4レポート最低の26%まで沈み、上位帯19%という数字は高レートからの退潮を示唆しています。サーフゴーは13%で4レポート最高に到達し、はがね・ゴースト複合の独自性が再評価される局面に入っています。

ダブルバトルではゴリランダー・ブリジュラス各31%がトップに並び、ムクホーク(3%→25%)やサーナイト(13%→33%)の急騰が象徴するように、シングルよりも週ごとの顔ぶれの入れ替わりが激しい環境です。来週のシングルでは、マスカーニャの週間通しの採用率が15%を超え、その圧力によりアシレーヌは30%を下回ると見ています。

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