週間メタレポート #13 · 9/21 ~ 9/27

ガブリアス41%で首位堅持、アシレーヌ過去最高27%へ急伸しカウンター勢が一斉に台頭

poch.ms 編集部 · 直近7日間に収集したマスターボール級以上の認定構築 303件を分析しました。使用率は各ポケモンを採用した構築の割合です。

今週の概況

シングルバトルはガブリアス41%、ボーマンダ35%、アシレーヌ27%の三強体制が固まりつつあります。アシレーヌは12レポート中の最高値を更新し、これまでの13〜24%圏を初めて上抜けしました。めいそうによる崩し性能が広く評価され、バランス構築の中核としての地位を確立しています。

構築傾向はバランス59%、攻め21%、受け20%で、極端な偏りのない健全な分布です。タイプ分布ではドラゴン83%とみず81%が環境を支配しており、この二大タイプへの回答がなければ構築として成立しません。はがね73%・ひこう73%が第二グループ、ゴースト64%・じめん64%・フェアリー61%が第三グループを形成しています。

ダブルバトルはシングルとは全く異なるメタで、イエッサン30%・ガオガエン26%が双璧を成しバランス構築77%と守備的な環境が広がっており、ガブリアス一強のシングルとは対照的です。

使用率 TOP 20

そのポケモンを採用したチームの割合です

1ガブリアスガブリアス
41%
2ボーマンダボーマンダ
35%
3アシレーヌアシレーヌ
27%
4グソクムシャグソクムシャ
19%
5セグレイブセグレイブ
18%
6カバルドンカバルドン
18%
7ミミッキュミミッキュ
18%
8ブリジュラスブリジュラス
17%
9ルカリオルカリオ
15%
10ゴリランダーゴリランダー
15%
11リザードンリザードン
14%
12マスカーニャマスカーニャ
13%
13サーフゴーサーフゴー
11%
14メタグロスメタグロス
10%
15アーマーガアアーマーガア
9%
16ギャラドスギャラドス
8%
17イダイトウイダイトウ
8%
18ギルガルドギルガルド
8%
19オオニューラオオニューラ
8%
20キラフロルキラフロル
8%

ダブルメタ TOP

ダブル 57構築 · シングルとは別の顔ぶれ

1イエッサンイエッサン
30%
2ガオガエンガオガエン
26%
3ガブリアスガブリアス
25%
4オオニューラオオニューラ
25%
5ゴリランダーゴリランダー
23%
6ボーマンダボーマンダ
21%
7ブリジュラスブリジュラス
21%
8グソクムシャグソクムシャ
19%
9サーナイトサーナイト
16%
10エルフーンエルフーン
14%
11ペリッパーペリッパー
14%
12ラグラージラグラージ
14%

主力ピックの型

上位ピックが実際どう組まれているか — 特性・技が判明した構築だけを集計しています(割合はその母数基準)

ガブリアス
ガブリアス
判明 53件
特性さめはだ94%
技じしん 77%ステルスロック 51%スケイルショット 28%ドラゴンテール 28%
ボーマンダ
ボーマンダ
判明 56件
特性いかく95%
技すてみタックル 73%じしん 68%りゅうのまい 61%はねやすめ 52%

レート帯別メタ

同じシーズンでもレート帯ごとに好まれるピックは変わります

2000+39チーム
1ガブリアスガブリアス44%
2アシレーヌアシレーヌ33%
3ミミッキュミミッキュ23%
4ボーマンダボーマンダ23%
5セグレイブセグレイブ18%
6アーマーガアアーマーガア18%
7パーモットパーモット15%
8ゲンガーゲンガー15%
9キラフロルキラフロル15%
10カバルドンカバルドン13%
1000–1999192チーム
1ガブリアスガブリアス42%
2ボーマンダボーマンダ34%
3アシレーヌアシレーヌ30%
4ミミッキュミミッキュ20%
5カバルドンカバルドン20%
6ブリジュラスブリジュラス19%
7グソクムシャグソクムシャ18%
8ゴリランダーゴリランダー16%
9ルカリオルカリオ16%
10リザードンリザードン16%

レート2000以上の39チームでは、ガブリアス44%・アシレーヌ33%・ミミッキュ23%が上位を占めますが、ボーマンダは23%と全体の35%から12ポイントも下がります。代わりにアーマーガア18%(中帯8%)、メタモン10%(中帯1%)、パーモット15%(中帯6%)が際立っており、上位帯ほど受け回しと切り返しを重視した構築が好まれていることがわかります。メタモンは相手の積みエースをコピーして逆転する高度な運用が求められるスキル依存度の高いピックです。

中帯(1000-1999)で上位帯より多いのはボーマンダ34%対23%、ゴリランダー16%対5%、グソクムシャ18%対10%です。ボーマンダはりゅうのまいからの全抜き性能が中帯で通りやすい一方、上位帯ではいかくサイクルだけでは処理されてしまう場面が増え採用が絞られます。ゴリランダーも先制技グラススライダーの制圧力が中帯で刺さりやすく、パワーで押しきる構築が中帯に集中する傾向が明確になっています。

上昇ピック & 下降ピック

週前半(9/21~)と後半の使用率変化

📈 上昇
パーモットパーモット5→12%+6
グソクムシャグソクムシャ18→23%+6
ゴリランダーゴリランダー13→19%+6
キラフロルキラフロル7→12%+5
サザンドラサザンドラ5→9%+4
📉 下降
ブリジュラスブリジュラス19→9%-11
マスカーニャマスカーニャ14→9%-5
ミミッキュミミッキュ19→14%-4
ルカリオルカリオ15→12%-4
カメックスカメックス8→4%-4

週後半の使用率変動が今週のメタを鮮明に映し出しています。パーモットが5%→12%(最高レート2209・ボーノ選手)、ゴリランダーが13%→19%(最高レート2200・足尾銅山選手)と急伸しましたが、いずれも27%に達したアシレーヌへの直接的なカウンターです。パーモットはでんこうそうげきでアシレーヌに抜群を取れるうえ、素早さ種族値105がガブリアスの102を上回り、環境トップにも対面で有利に立てます。ゴリランダーは先制技グラススライダーで素早さに関係なくアシレーヌを処理でき、中帯で特に数を伸ばしました。

ボーマンダ35%への対抗としてはキラフロルが7%→12%と台頭し、いわ技パワージェムでひこう弱点を突きつつステルスロックによる起点作りも兼ねます。サザンドラも5%→9%で、りゅうせいぐんによるドラゴン同士の崩しでガブリアスへの圧力を強めています。ガブリアスはこおり4倍弱点という致命的な穴を抱えており、セグレイブ18%が常にこの穴を突く筆頭ですが、今週はそれに加えて複数のカウンター勢が多方面から包囲網を敷いた形です。

下落組ではブリジュラスが19%→9%と半減に近い急落を記録しました。マスカーニャ14%→9%、ミミッキュ19%→14%、ルカリオ15%→12%、カメックス8%→4%も軒並み後退しています。ブリジュラスは上位帯でのはがね枠をアーマーガアに明け渡しつつあり、対面性能の差が数字に表れた結果です。

タイプ地形

チームにそのタイプが1体でもいる割合

ドラゴン83%
みず81%
はがね73%
ひこう73%
ゴースト64%
じめん64%
フェアリー61%
ほのお50%

ドラゴン83%は構築の大半にガブリアス・ボーマンダ・セグレイブのいずれかが入っている計算で、環境の骨格そのものです。みず81%はアシレーヌの12レポート最高更新とグソクムシャの週後半急伸が重なり、ドラゴンに迫る水準まで上昇しました。はがね73%はブリジュラスが急落したにもかかわらずルカリオ・サーフゴーが下支えし、ひこう73%はボーマンダとリザードン14%の復調で二枚看板を維持しています。フェアリー61%はアシレーヌの伸びがミミッキュの長期下落を補って余りある勢いで引き上げており、ほのお50%はリザードンとエースバーンがドラゴン・はがね環境への必須打点として安定した需要を保っています。

注目の構築

今週の最上位レートの構築

2231レート
ぴくむ
ハラバリーアーマーガアスターミーエルフーンオーダイルガブリアス

レート2231のぴくむ選手は、ガブリアスとアーマーガアを軸にしたバランス構築です。ハラバリーはでんき打点で環境トップのアシレーヌに刺さり、エルフーンは優先度つきのサポートで起点作りを担いつつドラゴン環境へのフェアリー打点を兼ねる枠として採用されています。

2212レート
アニキング
オニゴーリガブリアスウツボットゲンガーストリンダーアシレーヌ

レート2212のアニキング選手は、ガブリアスとアシレーヌの安定軸にオニゴーリとストリンダーを組み合わせた攻め構築です。オニゴーリはムラっけによる能力上昇で受け構築を強引に崩す切り札となり、ストリンダーはどく・でんき複合でフェアリーへの打点を確保しています。

2200レート
足尾銅山
ジュペッタメタモンパーモットルカリオギャラドスゴリランダー

レート2200の足尾銅山選手は、今週の急上昇組であるパーモットとゴリランダーを取り込んだ攻め構築です。ルカリオはてっていこうせん・きあいだま・あくのはどう・しんくうはと攻撃技で固め、ゴリランダーはグラススライダー・10まんばりき・はたきおとす・とんぼがえりで対面性能と交代を両立しています。メタモンで相手の積みエースをコピーし、ジュペッタで崩しの補完を入れる構成が光ります。

ルカリオてっていこうせん · きあいだま · あくのはどう · しんくうは
ゴリランダーグラススライダー · 10まんばりき · はたきおとす · とんぼがえり
2150レート
蜂蜜🍯
カバルドンミミッキュボーマンダアシレーヌセグレイブヌメルゴン

レート2150の蜂蜜🍯選手は、ボーマンダ(すてみタックル・じしん・はねやすめ・りゅうのまい)とアシレーヌ(うたかたのアリア・ムーンフォース・めいそう・アンコール)の積み二枚体制によるバランス構築です。ヌメルゴンはとくしゅ方面の受けとしてドラゴンやみず技に広く後投げでき、両エースが安全に積む時間を稼ぐ役割を果たしています。

ボーマンダすてみタックル · じしん · はねやすめ · りゅうのまい
アシレーヌうたかたのアリア · ムーンフォース · めいそう · アンコール

今週の総括 & 来週の注目点

前回レポートが指摘したボーマンダの定着は31%→35%で裏付けられ、新規解禁組の柱として環境に完全に根付きました。フェアリー・みず複合枠の主役がミミッキュからアシレーヌへ移行するという構造転換も、アシレーヌ27%対ミミッキュ18%という数字で一段と鮮明になっています。

週間テーブルに現れない長期トレンドとして、アシレーヌの上昇曲線が挙げられます。12レポートの推移は13%→17%→17%→19%→16%→20%→18%→14%→24%→18%→24%→27%で、直近4レポートで水準が明確に切り上がり、今回初めて過去最高を大きく塗り替えました。対照的にミミッキュは初期の29〜31%から18%まで長期にわたり下落を続けており、フェアリー枠の世代交代は不可逆の段階に入っています。

ダブルバトルではミロカロスが6%→24%と急騰し、ヤバソチャ・カラマネロ・フーディン・リザードン(メガY)も新たに10%台へ浮上するなど、シングル以上にメタが激しく動いています。パーモットが来週もシングルで12%以上を維持し上位帯の採用率が15%を超えれば、アシレーヌ対策の定番枠として環境に定着したと判断できます。

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